前書き
2DTopDownゲームでステージを作る場合にタイルマップを使うと思いますが、すべてのステージのタイルマップを一つ一つ設定するのはなかなか大変です。今回紹介するアセットはタイルマップを範囲指定すると自動でタイルマップを設定してくれるようなアセットになります。作業効率が上がるため、2DTopDownゲームを使用してる人に最適なアセットかなと思います。
以下にInteliMap AI Tilemap GeneratorのDocumentとQuickStartの動画があるため、参考にご確認ください。
使い方
使用するスクリプト
InteliMap AI Tilemap GeneratorをImportすると以下の場所に「InteliMapBuilder」が配置されます。こちらのスクリプトを使用します。
InteliMapBuilderを設定する
TopDown Engineのシーンを元に説明しますが、InteliMapBuilderはGridコンポーネントがあるオブジェクトに設定してください。
InteliMapBuilderを設定するとScene画面上にInteliMapBuilderコンポーネントのアイコンが新しく表示するようになります。このアイコンを選択してタイルマップを設定していきます。
InteliMapBuilderを実行する
InteliMapBuilderコンポーネントのアイコンを実行するとScene画面からコピーするタイルマップを指定します。以下画像のオレンジ四角の中に赤線で囲まれた部分が指定された範囲のタイルマップです。
また赤線でタイルマップを指定するとInteliMapBuilderのBuildMapsに指定された範囲のタイルマップが設定されます。
この状態でInteliMapBuilderのBuildGeneratorボタンを押下することでタイルマップの生成が始まります。
InteliMapBuilderのBuildGeneratorボタンを押下するとInteliMapGenetarotのコンポーネントが新しく作られます。またScene画面にもInteliMapGenetarotコンポーネントのアイコンが表示されるようになります。
InteliMapGenetarotを実行する
InteliMapGenetarotコンポーネントのアイコンをクリックするとメニューが画面が表示されます。
この状態でScene上で範囲指定をするとピンク色の範囲が指定されてその中のタイルマップが自動で設定されるようになります。設定されるタイルマップについては規則がありますがその規則についてもInteliMapBuilderやInteliMapGenetarotの設定を変更することで変更することができます。
実際に動かしてみると
InteliMapBuilderの設定からInteliMapGenetarotの実行までを以下の動画まとめてみました。細かい設定などはありますがとりあえず動きを見てみたいのであればこの設定で十分使えるかと思います。
まとめ
今回はInteliMap AI Tilemap Generatorの使い方について紹介しました。
QuickStartのみですが使い方としては体感的で分かりやすく参入しやすいかなと思います。主な使い方としては雑草や石などステージ上にランダムで置かれるオブジェクトについて無作為に設置したい場合に有効かなと思います。今回はTileMapColliderを設定せずに実施していますが、TileMapColliderが付与されたタイルごと設定範囲に含めることでColliderも一緒に配置してくれるようになります。
ステージを作るときにどうしても時間がかかると思う人はこのアセットを試してみてはいかがでしょうか?
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